ダークファンタジー漫画『ケントゥリア』が熱い!次に来る注目作

ケントゥリアのデザイン 映画・漫画・アニメ

こんにちは!今回は、少年ジャンプ+で連載中の話題作『ケントゥリア』をご紹介します。
現在(2025年5月時点)単行本4巻まで発売されていて、まだまだ古参になれる作品です。
また、アニメ化も期待されています!

この作品は、ダークファンタジーでありながら、骨太の人間ドラマと圧倒的なアクション。そして“命の尊厳”を問うテーマが融合した異色作です。奴隷として過酷な運命を背負う少年・ユリアンの視点から語られる物語は、読者の心に重くも熱い余韻を残します。

この記事では、作品の魅力をあらすじから登場人物、世界観、読後のインパクトまで、深掘りしてお届けします。

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『ケントゥリア』とは?|少年ジャンプ+が生んだ新たな問題作

『ケントゥリア』は、ジャンプ+で連載中の暗森透(くらもり とおる)先生による作品。無料で読めるWebマンガでありながら、その完成度は単行本級。2025年の“次に来るマンガ大賞”候補の声も高く、SNSを中心にじわじわと注目を集めています。

特徴は、ただの“戦う少年の物語”にとどまらず、社会的なテーマ(奴隷制度、命の価値、希望の継承など)を物語の骨格に据えていること。グロテスクさやシリアスな展開がありながらも、読者に「生きるとは何か」を問いかける重厚な構成です。

あらすじ|100人分の命と共に旅立つ少年

物語は、奴隷の少年・ユリアンが奴隷船に乗せられるシーンから始まります。彼は、母親に売られ、自由も尊厳も奪われた過去を持ちます。奴隷船には、妊婦のミラや他の囚人たちも乗せられており、過酷な環境の中でも人間らしさを保とうとする姿に、ユリアンは初めて「人のぬくもり」を感じます。

しかし、彼らを乗せた船には恐ろしい秘密が。船員たちは保険金目当てに奴隷たちを次々と殺害しようとしていたのです。

やがて、ミラとユリアンだけが生き残ったとき、海から異形の存在が出現。ユリアンに「願いと引き換えに力を授ける」と持ちかけます。ユリアンは「亡くなった仲間たちの命が無駄でなかったことを証明したい」と願い、100人分の力を得ます。

その力で船員たちを倒したユリアンは、ミラの遺した赤ん坊・ディアナを抱きしめ、希望と哀しみを背負って海を渡るのでした。

登場人物紹介|傷だらけの絆と、立ちふさがる強敵たち

ユリアン

本作の主人公。奴隷として生きてきた過去を持ち、心も体も傷ついている少年。ミラたちとの出会いを通して「人を信じること」「希望を持つこと」を学んでいきます。異形の存在から得た“100人分の力”は、物理的な強さだけでなく、彼の「信念」の象徴でもあります。

ミラ

妊娠中の奴隷女性。物語序盤でユリアンを庇いながら、母のように接してくれる存在。残酷な運命の中でも人間らしさを保ち、ユリアンに「生きる意味」を示します。物語序盤で命を落としますが、その想いはディアナを通して引き継がれていきます。

アルコス

謎に包まれた強大なキャラクターであり、ユリアンの前に立ちはだかる存在。彼もまた、過去に何らかの“契約”を交わしている可能性があり、ユリアンとの対比が深まるほどに、物語の謎が明らかになります。

本作の魅力|重くて熱い「命のドラマ」

① ダークファンタジーとしての完成度の高さ

血生臭さ、悲劇、呪われた海域、そして異形の存在——『ケントゥリア』は王道とは一線を画すダークファンタジー。しかし、ただ暗いだけでなく、その暗さに「光」を見出そうとする登場人物たちの姿が胸を打ちます。

② 人間ドラマと倫理の深掘り

「命の価値とは?」「犠牲になった命の意味は?」といった問いかけが、物語の根底に流れています。特に、ユリアンが異形の存在に「願い」を口にするシーンは、読者に倫理的な葛藤を与えつつ、深い共感を呼ぶ名場面です。

③ 続きが気になる“引き”の強さ

ジャンプ+連載作品として、毎話の「引き」が非常に強く、テンポの良さも秀逸です。次回の更新が待ち遠しくなる構成力も、本作の魅力の一つ。

無料で読める?単行本も発売中!

『ケントゥリア』は現在「少年ジャンプ+」にて連載中。アプリをインストールすれば、初回無料で最新話まで読むことができます!また、単行本もブックウォーカーやAmazon、楽天ブックスなどで購入可能です。

まとめ|これは“ただの復讐譚”ではない

『ケントゥリア』は、「力」と「命」を抱えた一人の少年の成長物語であり、人間の尊厳を描いたダークファンタジーの新境地。もしあなたが、表面的なバトル漫画に飽きているなら、ぜひこの作品を手に取ってほしいです。

これから“ジャンプ+のダークホース”として更に注目を集めること間違いなしの『ケントゥリア』。ぜひチェックしてみてください。

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