今回は、映画『366日』の感想をゆるっと書いていこうと思います。
結論から言うと…しっかり泣きました。これ、思った以上にズシンと来るやつ。
音楽が主役になる映画ってちょっと難しいところあるけど、この作品は違った。
HYの名曲「366日」に、ちゃんと“物語”が宿ってた。
■あらすじ(ネタバレなしでざっくり)
舞台は沖縄。
高校時代に出会った湊(赤楚衛二)と美海(上白石萌歌)は、音楽を通して距離を縮めていく。
やがて進路の違いで別々の道を歩み出すものの、東京での再会、そして再び動き出す二人の時間…。
…からの、“あの別れ”。ここから先は観てのお楽しみだけど、ただの恋愛映画じゃない。
人生の節目で誰もが感じる「選なかった未来」と向き合う、そんなストーリーです。
■良かったところ
正直すべてがよかったが…特に良いところは、
- 赤楚衛二と上白石萌歌の演技、沁みる…
ふたりとも、感情のグラデーションを繊細に演じてて引き込まれた。特に上白石萌歌さん、すごい成長してる。 - 沖縄の風景と音楽が、ちょっと反則級にエモい
海の青さ、光の入り方、風の音。全部が「過去の記憶」みたいで、観てるだけで胸がギュッとする。 - HYの「366日」がただの主題歌じゃない
曲ありきの映画ってぶっちゃけ薄くなりがちだけど、これは逆に“この曲じゃなきゃ成立しない”ってくらいハマってる。
■気になったところ
話の展開自体は、正直そこまで奇をてらってるわけじゃない。
でもその“普通さ”がリアルで、逆に刺さる人多いと思う。
泣かせにくるタイプの映画だけど、そこに抵抗なければきっと感情移入できるはず。
また、この映画を観て、「ちゃんと思いを伝えないと」と強く感じた。
伝えられなかった想いが、時間を経てどれほど心に残るのか。改めて感じることになった。
■まとめ:あの頃、伝えられなかった気持ちがある人にこそ観てほしい
『366日』は、恋愛映画というよりも“人生と音楽”の物語。
「あの時、言えなかった」とか、「あの人のこと、忘れられない」とか、そういう感情を抱えてる人にはたまらない一作だと思う。
観終わったあと、しばらく頭の中で「366日」が流れ続ける。そして、ふと誰かの顔が浮かぶ――そんな映画でした。
皆さんもこの映画を見てぜひ感想お聞かせください!!
ではまた!
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