映画『366日』感想|“伝えられなかった想い”が心に残る、20年越しのラブストーリー

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今回は、映画『366日』の感想をゆるっと書いていこうと思います。

結論から言うと…しっかり泣きました。これ、思った以上にズシンと来るやつ。

音楽が主役になる映画ってちょっと難しいところあるけど、この作品は違った。

HYの名曲「366日」に、ちゃんと“物語”が宿ってた。

■あらすじ(ネタバレなしでざっくり)

舞台は沖縄。

高校時代に出会った湊(赤楚衛二)と美海(上白石萌歌)は、音楽を通して距離を縮めていく。

やがて進路の違いで別々の道を歩み出すものの、東京での再会、そして再び動き出す二人の時間…。

…からの、“あの別れ”。ここから先は観てのお楽しみだけど、ただの恋愛映画じゃない。

人生の節目で誰もが感じる「選なかった未来」と向き合う、そんなストーリーです。

■良かったところ

正直すべてがよかったが…特に良いところは、

  • 赤楚衛二と上白石萌歌の演技、沁みる…
     ふたりとも、感情のグラデーションを繊細に演じてて引き込まれた。特に上白石萌歌さん、すごい成長してる。
  • 沖縄の風景と音楽が、ちょっと反則級にエモい
     海の青さ、光の入り方、風の音。全部が「過去の記憶」みたいで、観てるだけで胸がギュッとする。
  • HYの「366日」がただの主題歌じゃない
     曲ありきの映画ってぶっちゃけ薄くなりがちだけど、これは逆に“この曲じゃなきゃ成立しない”ってくらいハマってる。

■気になったところ

話の展開自体は、正直そこまで奇をてらってるわけじゃない。

でもその“普通さ”がリアルで、逆に刺さる人多いと思う。

泣かせにくるタイプの映画だけど、そこに抵抗なければきっと感情移入できるはず。

また、この映画を観て、「ちゃんと思いを伝えないと」と強く感じた。

伝えられなかった想いが、時間を経てどれほど心に残るのか。改めて感じることになった。

■まとめ:あの頃、伝えられなかった気持ちがある人にこそ観てほしい

『366日』は、恋愛映画というよりも“人生と音楽”の物語。

「あの時、言えなかった」とか、「あの人のこと、忘れられない」とか、そういう感情を抱えてる人にはたまらない一作だと思う。

観終わったあと、しばらく頭の中で「366日」が流れ続ける。そして、ふと誰かの顔が浮かぶ――そんな映画でした。

皆さんもこの映画を見てぜひ感想お聞かせください!!

ではまた!

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