こんにちは、えのかんです。
6月といえば…梅雨、ジューンブライド、そして忘れちゃいけないのが「父の日」ですよね。
でも、ふとこんな疑問が浮かびませんか?
この記事では、そんな素朴な疑問を深掘りしながら、父の日の歴史や6月に設定された背景、世界との違い、さらに私自身の父の日エピソードまで、盛りだくさんでお届けします。
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父の日が6月にある理由とは? 〜起源と歴史をひもとく〜
父の日の起源は、アメリカにあります。
1910年、ワシントン州スポケーンに住むソノラ・スマート・ドッドという女性が、父親に感謝を伝える日を作ろうと提唱したのが始まりです。
彼女の父親は南北戦争の退役軍人で、妻を亡くしたあと、男手ひとつで6人の子どもを育て上げました。
「母の日があるのに、父に感謝する日がないなんておかしい」と感じた彼女の願いが、徐々に人々の共感を呼び、やがて全米に広がっていったのです。
では、なぜ「6月」なのか?
実は、彼女の父親の誕生月が6月だったことが由来だといわれています。
つまり、個人の想いからスタートした記念日が、国の記念日にまで広がったというわけです。
この背景、ちょっと感動しませんか?

日本で「父の日」が定着したのはいつ? 〜意外と最近だった〜
アメリカでは1966年にジョンソン大統領が「父の日」を6月第3日曜日に制定し、1972年には正式な国の祝日として認定されました。
一方、日本で「父の日」が広まったのは、1980年代に入ってから。
百貨店業界などが販促キャンペーンとして取り入れたのがきっかけです。
「黄色いリボンをつけて感謝を伝えよう」という運動もこの頃から始まりました。
当時のキャッチコピーは「お父さんありがとう、黄色いリボンに想いをこめて」。
つまり、日本では母の日(5月)とセットで取り入れられた“後発イベント”だったんですね。
この背景を知っていると、「なぜ父の日ってちょっと地味な感じがするの?」という疑問にも納得がいくかもしれません。
世界の父の日事情 〜国によってまったく違う!〜
実は、父の日が6月にあるのは日本やアメリカだけではありません。
ですが、世界中で「日付」が統一されているわけではないんです。
たとえば:
- 韓国:5月8日(母の日と父の日が同じ「両親の日」)
- イタリア・スペイン:3月19日(キリストの父・聖ヨセフの日)
- ドイツ:キリスト昇天祭(5月の木曜日。ビール片手に祝う文化も)
- タイ:12月5日(プミポン前国王の誕生日)
このように、国の文化や宗教、王室の記念日と結びついているケースが多く、「6月」に限定されていないのが面白いですよね。

6月の父の日、実は“ちょうどいい”タイミングだった?
個人的に思うのですが、6月という時期は「父の日」にぴったりかもしれません。
理由①:母の日から1ヶ月空けている
5月の母の日と被らず、家庭内イベントが分散されているのは実はありがたいですよね。
プレゼントを考える余裕も生まれますし、経済的にもゆとりができる(笑)
理由②:梅雨の憂鬱を癒すイベントに
6月といえば梅雨。気分がどんよりしがちですが、そんな時に「父に感謝する温かいイベント」があると、ちょっと気持ちも晴れませんか?
理由③:夏の前に“感謝”を伝えるいい区切り
これからお盆、夏休み…と、帰省や行事が増える時期に向けて、父との関係を見直すいいチャンスになります。
我が家の父の日エピソード 〜プレゼントは“モノ”より“コト”だった〜
ここで少し私の話を。
前はシャツとかネクタイとか、いわゆる“定番ギフト”を贈っていました。
でも、20歳になって、ふとプレゼントを変えてみたんです。
「一緒に居酒屋行こうよ」と声をかけたところ、
父の表情がいつになく柔らかくて、ぽつりと「お前と飲むの、初めてだな」と言ってくれました。
たったそれだけのことですが、
プレゼントよりも“時間”や“会話”の方が、父にとっては大きな贈り物だったんだなと実感した出来事でした。
まとめ:6月に父の日があるのは、誰かの“ありがとう”が始まりだった

こうして振り返ると、「6月の父の日」って単なる販促イベントではなく、
ひとりの娘のまっすぐな想いがきっかけだったことがわかります。
そしてそれが、時代を超えて、国を超えて、私たちの家庭にも受け継がれている。
なんだか、ちょっと胸があつくなりませんか?
今年の父の日は、ただプレゼントを買うだけじゃなくて、
少しその“意味”を思い出しながら、父との時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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