油そばといえば、ラーメンとは違い「スープがない」新感覚麺グルメ。東京では、その独自性からじわじわと人気を集め、今や専門店がひしめくグルメ激戦区になっています。
今回はその中でも、本当におすすめできる油そばの名店を3つ厳選してご紹介！
どれも筆者が実際に足を運び、「これはリピート確定だ…！」と唸った名店ばかり。ラーメン好きはもちろん、初めての人にもおすすめできる一杯を、ぜひ見つけてみてください。
【元祖にして不動の人気】珍々亭｜武蔵境
東京油そばのルーツはここにあり！
東京で油そばの歴史を語るうえで絶対に外せないのが、「珍々亭」。
なんと創業は1954年（昭和29年）という老舗で、「油そば発祥の店」として名を馳せています。場所はJR中央線・武蔵境駅から徒歩7分ほど。住宅街の中に現れるその佇まいは、まさに“昭和ノスタルジー”の一言。
濃厚なのに飽きない！シンプルの極み
「油そば（並）」を注文してまず驚くのが、その素朴なビジュアル。
チャーシュー、メンマ、ネギ、刻み海苔が乗っただけのシンプルな構成なのに、自家製のタレと中太麺が絶妙に絡む一杯。麺をすすると、ラードと醤油ダレの香ばしさが広がり、どこか懐かしい味わいが口に残ります。
そして、卓上の酢とラー油を加えることで完成する“味変”こそ、油そばの醍醐味！
筆者おすすめのバランスは「酢2周・ラー油1周」。途中から酢の酸味が加わることで、最後の一口まで飽きずに楽しめます。
地元に愛され続ける本物の味
お昼時には地元の常連さんや学生で長蛇の列になることもしばしば。
「奇をてらわない、でもクセになる」味を守り続ける姿勢に、多くのファンが惹きつけられる理由も納得。
東京の油そばを語るなら、まずは珍々亭を体験してほしいです。
【進化系油そば】東京油そば総本店｜山手線エリアに集中
学生街発！コスパ＆ボリューム最強の油そば
次に紹介するのは、早稲田を中心に複数店舗を構える「東京油そば総本店」。
その名の通り「油そば一本勝負！」の潔さが光る人気チェーンで、特にボリューム重視・コスパ最強を求める人にぴったりのお店です。
池袋・上野・新宿など、学生街に多いのも特徴で、「安くて旨いガッツリ系」を探すなら間違いない選択肢。
モチモチ極太麺×濃厚タレがクセになる！
ここの最大の特徴は、もっちりとした極太麺と、やや甘めの濃厚醤油ダレ。
とにかく麺の存在感がすごい！タレに絡んで一体化した麺を頬張るたびに、口の中に旨みの波が押し寄せます。
さらに、トッピングのバリエーションも豊富。チャーシューや温玉、キムチやチーズまで…自分好みにカスタマイズできる自由度の高さが、若者に人気の理由です。
筆者のおすすめは「温玉油そば＋マヨネーズトッピング」。マイルドさとコクが増して、がっつり系の油そばとして大満足の一杯になります。
胃袋をがっちり掴むパワー系油そば！
「油そばって足りるの？」と不安な人も安心。ここでは並盛・中盛・大盛が同一料金！
空腹時に食べても、満腹になれる安心感が嬉しいポイントです。
若い層だけでなく、働き盛りのビジネスマンにもファンが多いのも納得。
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【家庭用でも人気！】東京麺珍亭本舗｜高田馬場・麻布など
持ち帰りや通販でも話題の名店
最後にご紹介するのは、家庭用油そばとしても知名度の高い「東京麺珍亭本舗」。
高田馬場や麻布など、複数の実店舗を持ちながら、市販の「お持ち帰り油そばセット」や冷凍油そばでも人気を集める、知る人ぞ知る名店です。
「おうちでお店の味が楽しめる」ことでも話題ですが、やはり一度は店舗で本物を体験してほしい！
甘めの特製ダレがクセになる独自路線
東京麺珍亭本舗の油そばは、他店に比べてやや甘めのまろやか系タレが特徴。
そこに加わるモチモチ太麺、そして絶妙な火入れのチャーシューが組み合わさることで、どこか「和風」な余韻を感じさせる仕上がりになっています。
卓上には、ニンニクや辛味調味料も豊富に揃っており、自分だけの“味変”を楽しめるのも魅力。
家でも店でも満足感MAX！
さらに注目したいのが、家庭用セットの再現度の高さ。
「冷凍油そばってあなどれないな…」と思わせるクオリティで、外で食べた味を家でも楽しめるのは嬉しいポイント。
忙しい平日やリモートワーク中にもピッタリです。
【まとめ】東京の油そばのおすすめ達！食べ比べてこそわかる魅力
東京には油そば専門店が数多く存在しますが、今回紹介した3店舗はどれもジャンルや個性がまったく異なる名店ばかり。
| 店名 | 特徴 | おすすめ層 |
| 珍々亭 | 油そばの元祖。シンプルで飽きない。 | 初心者・ノスタルジー派 |
| 東京油組総本店 | ガッツリ系。トッピング自由。 | 学生・若者・大食いさん |
| 東京麵珍亭本舗 | 甘めのタレ＆家庭用も人気！ | おうちグルメ派・リピーター |
食べ比べていくうちに、「自分の油そば観」が広がるのもまた楽しいポイント。
気になるお店から、ぜひ一杯ずつ試してみてください。油そばの奥深さに、きっとハマること間違いなしですよ！
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