皆さん、おはこんばんにちは!
2023年に公開されたスタジオジブリの最新作『君たちはどう生きるか』が、ついに
2025年5月2日(金)よる9時~金曜ロードショーで地上波初放送!
正直、これは“ただのアニメ映画”として見てしまうと、少し戸惑うかもしれません。
でも、だからこそ、「あのとき観てよかった」と思える一本です。
今回は、実際に映画館で観た僕自身の体験を交えながら、
『君たちはどう生きるか』の魅力や内容、観る前に知っておくともっと深く味わえるポイントを紹介していきます。
映画『君たちはどう生きるか』ってどんな作品?
この映画、ちょっと変わってます。
・宮﨑駿監督の“引退撤回”後の復帰作
・宣伝ほぼゼロ、“ポスター1枚”で公開された異例のジブリ作品
・タイトルは有名な原作本からだけど、内容はまったくのオリジナルファンタジー
そんな不思議な立ち位置の映画ですが、観終わったあとの“余韻”がものすごいんです。
あらすじ(ネタバレなし)
舞台は戦時中の日本。
主人公・眞人(まひと)は、火災で母を亡くし、父の再婚を機に地方の屋敷に移り住みます。
新しい生活に戸惑う眞人の前に現れるのは、しゃべるアオサギ。
「お前の母は生きている」
そんな言葉をきっかけに、眞人は不思議な“異世界”に足を踏み入れていく――。
映画館で観たとき、正直こう思った。
公開初日に映画館で観た僕は、上映後こう思いました。
「……え、これ、めっちゃ難しいぞ」
正直、序盤から「ん?」と考えさせられるシーンが続きます。
でも、観終わったあと、頭の中に浮かんできたのは、
「ああ、これは“物語”じゃなくて、“人生そのもの”だ」という感覚。
この作品、
・親を失うこと
・大人になるということ
・生きる意味を考えること
・過ちとどう向き合うか
……そんなことを、あくまで“寓話”として描いているんですよね。
実体験として、重なった「生きるってなんだろう」
僕自身、大学に入ってから「自分って何のために頑張ってるんだろう?」って思う瞬間がありました。
部活も勉強もSNSも、全部やってるのに、ふと「これって誰のため?」と感じてしまう夜があって。
そういうときに、この映画の中の眞人と同じような気持ちに自分を重ねたんです。
正解は出ない。でも、それでも一歩ずつ進んでいく。
『君たちはどう生きるか』は、そんな“迷いながら生きる人”に寄り添ってくれる映画だと思いました。
映画の見どころ①:ジブリらしい圧倒的な映像美
まず何より、アニメーションのクオリティが神レベルです。
・火の描写
・アオサギの不気味な動き
・異世界の生き物たちの不思議な存在感
どのシーンを切り取っても、まるで絵画のような美しさ。
セリフが少ないからこそ、“映像で語る”力がより際立っていて、スクリーンに引き込まれました。
映画の見どころ②:「考えさせる」テーマ性
この映画、明確な答えを提示してくれません。
それが逆に、「君たちはどう生きるか」という問いを、観ている側に投げかけてくるんです。
僕はエンタメとしての映画も大好きだけど、
たまにはこういう「観たあとに、しばらく考えてしまう映画」も必要だなって、改めて思いました。
映画の見どころ③:音楽と“静けさ”のコントラスト
久石譲さんの音楽も、あえて控えめ。
シーンによっては無音になる場面もあって、その“静寂”が逆に心に刺さります。
感情を煽るのではなく、観る側の“心の動き”を大事にしている演出が、とても印象的でした。
最後に:観るたびに変わる“人生の鏡”
『君たちはどう生きるか』は、1回観ただけでは「分からない部分が多すぎる」と思うかもしれません。
でも、今の自分にしか見えない視点がきっとある。
それって、まさに“生きる”ということの不思議さなんですよね。
5月2日の金曜ロードショー。
できればスマホを置いて、音も部屋も整えて、じっくりと向き合ってほしい一本です。
放送日時:2025年5月2日(金)よる9時〜(日本テレビ系・金曜ロードショー)
※ノーカット・地上波初放送!
ぜひ皆で見ましょ~!!!
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